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Rethink Fast-fashion Prize(ファストファッション再考賞)

「まちのクローゼット(まちクロッ)」

ーー“服の循環”を生み出すアップサイクルコミュニティ

株式会社Playblue

概要

まちのクローゼット(まちクロッ)は、“服の循環”を生み出すアップサイクルコミュニティのコンセプトストアです。

Color(服の染め直し) 、Trade(服の交換) 、 Pass(服の回収)などを中心に地域と連携し、年間約48万トンとも言われ、社会課題となっている「アパレルロス削減」を目指しています。

プロジェクトの説明

日本で捨てられてしまう服の量、どのくらいあるかご存じですか?

答えは年間約48万トン。

これは数十億着の服に値し、
平均すると1日あたり、大型トラック約130台分の服たちが、
焼却や埋立により処分されているのです。

さらに、1年間で1回も着られていない服は、ひとりあたり※25枚もあるそう。

せめて、今クローゼットに眠っているお洋服たちだけでも、
捨てられずにすんだらいいのに。

私たちはそんな想いから、
“服の循環を生み出す”アップサイクルコミュニティ
「まちのクローゼット」をつくりました。

まちのクローゼット、通称「まちクロッ」では、
まるで自宅のクローゼットのような感覚で、まちのみなさんの
お洋服たちが、集まり、入れかわり、循環していく。

着なくなったお洋服たちは、私たちがお預かりして、
※アップサイクルなどで、新しい姿でかえってきてもらう。

そうやって、まちのみなさんと楽しみながら、
服が捨てられずに、循環していくような未来がつくれたら。

服を通じた、新しいコミュニティ。
「まちのクローゼット(まちクロッ)」、はじまります。

関連リンク

https://somete.jp/pages/machiclo

審査員コメント

Mitchell van Dooijeweerd

DGTL Festival / Revolution Foundation サステナビリティ・マネージャー

Rethink Fast-fashion Prize(ファストファッション再考賞)

It is obvious that in our consumption obsessed culture, clothing is one of the aspects that is overused the most. Clothes are bought and thrown away without a second thought or are barely worn and lie in your closet for years. Billions of pieces of clothing are being incinerated after a lot of resources were used to produce them and transport them. Machi Closet tackles this issue by centering the community in a sector that heavily relies on individualism. Almost like a clothing rental service, that also increases the quality of your unused products through upcycling. Even if the clothes are used, you can still have new outfits on a constant rotation: because at the end of the day, you don’t wear everything you own all the time. So, this sustainable solution also gives you the opportunity to be inspired every time you look in your closet.

私たちは消費に執着する文化の中で生活していますが、明らかに衣服は最も過剰に使われている側面の一つです。服は買ってから何の考えもなく捨てられるか、ほとんど着られずに何年もクローゼットに眠っています。服の生産と輸送には多くの資源を費やすものの、結果的に何十億枚もの衣類が焼却処分されています。「まちのクローゼット」は、個人主義を大きく頼りにしつつもコミュニティを中心に活動することで、衣類の問題に取り組んでいます。洋服のレンタルサービスに近いものであり、また、アップサイクルすることで不用品の質を高めることもできます。たとえ使い古された服であっても、常に循環させることで新しいファッションを楽しむことができるのです(結局のところ、自分が持っている服すべてを、1日で着れるわけではないので)。このサステナブルな解決策によって、自分のクローゼットを見るたびに、インスピレーションを与えてくれるでしょう。

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