「量とサイクルへの視点」賞
【日本初 災害備蓄品から生まれたクラフトビール
代表取締役
概要
東日本大震災以降、地震や台風、豪雨や大雪など災害に備え、近年では街中でロングライフフードや災害備蓄品を見かける機会が増え、もしもの時のために備える人が増えてきました。
家庭だけでなく、自治体や企業も災害備蓄品を備蓄する一方で、災害用備蓄品は一定の期間をえる度に更新が必要となるため、そのまま廃棄を余儀なくされるケースも少なくありません。廃棄にならないよう、自治体や企業で職員・社員らに配布を行うところもあるものの、大量に備蓄している自治体や大企業などでは、災害備蓄品を職員・社員らに配布をしても余ってしまうのが現状です。
今回私たちは、廃棄間近の災害備蓄品をクラフトビール(麦芽比率の都合上、品目は発泡酒)へアップサイクルすることを試みました。
プロジェクトの説明
東日本大震災以降、地震や台風、豪雨や大雪など災害に備え、近年では街中でロングライフフードや災害備蓄品を見かける機会が増え、もしもの時のために備える人が増えてきました。
家庭だけでなく、自治体や企業も災害備蓄品を備蓄する一方で、災害用備蓄品は一定の期間をえる度に更新が必要となるため、そのまま廃棄を余儀なくされるケースも少なくありません。廃棄にならないよう、自治体や企業で職員・社員らに配布を行うところもあるものの、大量に備蓄している自治体や大企業などでは、災害備蓄品を職員・社員らに配布をしても余ってしまうのが現状です。
今回私たちは、廃棄間近の災害備蓄品をクラフトビール(麦芽比率の都合上、品目は発泡酒)へアップサイクルすることを試みました。
審査員コメント
木下 浩佑
MTRL / FabCafe Kyoto マーケティング & プロデュース
「量とサイクルへの視点」賞
定期的にまとまった量が賞味期限切れとなって廃棄される災害備蓄食材を、なんとか処理しないといけないものではなく「資源」と捉える視点にはっとさせられました。単に廃棄から救出するだけでなく、乾パンやアルファ米など、従来だとわざわざビールづくりに使うことがなさそうな材料を用いることで独自の風味が生まれそうな点も興味深い。そして、そんな裏側を知らなくても思わず手に取りたくなるラベル、飲んでみたい!とシンプルに思わせる力強さが素敵です。「エクスキューズなしでも欲しくなる」は持続的な流通のためにきっととても大事。
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