「crQlr Awards」は、循環型経済への取り組みを称える世界的なムーブメントです。
どうすれば現在の経済システムを循環型にできるのでしょうか?
私たちはデザインの力がその転換を実現すると信じています。
crQlr Awards(サーキュラー・アワード)は、
循環型経済の実現に欠かせない「サーキュラー・デザイン」を実践するには、既存の産業における実践的なノウハウだけでなく、国内外の事例に触れて視野を広げ、起業家やアーティストなど幅広い分野のクリエイティビティを活用する総合力が必要という思いのもと、その方法のひとつとして、2021年にスタートしたアワードです。
crQlr Awardsでは、いままさに未来を作り出している国内外のクリエイターやプロフェッショナルを審査員に迎え、新たな世界の設計図を称賛し、その実現を模索します。
私たちは、未来をつくるすべての人からのアイデアを募集しています!
石坂産業株式会社 代表取締役
DGTL Festival / Revolution Foundation サステナビリティ・マネージャー
Global Landscapes Forum ナレッジシェアリングコーディネーター
moreloop 共同創業者
MUME Hospitality Group 創業者&CEO / MUME 料理長
FabCafe Toulouse 共同創業者
建築家 / デジタルアーティスト / AV Extended 創業者 / Château de Beaugency オーナー兼クリエイティブディレクター
ロフトワーク京都 アートディレクター
株式会社飛騨の森でクマは踊る 代表取締役 CEO
MTRL / FabCafe Kyoto マーケティング & プロデュース
石坂産業株式会社 代表取締役
高校卒業後、米国の大学へ留学。帰国後、父親が創業した石坂産業へ入社し「廃棄物ゼロの社会をつくりたい」という創業者の強い想いに共感し会社を継ぐことを決意。2002年に社長就任。地域に愛される企業となるため、プラントの全天候型化、ISO7種統合マネジメントシステム導入、見学の受け入れといった改革を断行。現在では年間約5万人が来場する。新たなビジョン「Zero Waste Design」を掲げ、産業廃棄物中間処理業で減量化・リサイクル化率98%を達成。循環型社会を目指し東京ドーム4.5個分の敷地を誇るサステナブルフィールド「三富今昔村」を運営しESDプログラムを提供している。
DGTL Festival / Revolution Foundation サステナビリティ・マネージャー
レボリューション財団のサステナビリティ・マネージャー。フェスティバルを、都市環境において循環型社会を目指していくリビングラボにすることをビジョンとし、政府、自治体、イノベーターと協力しながら多様なシステムを取りまとめている。世界で最も持続可能なフェスティバルとして表彰された「DGTL Festival」を開催するほか、世界中のイベントで導入されている持続可能で循環型のシステムを構築。また、Material & Carbon Flow Analysisツール「Flux」の共同開発者でもある。データに基づいた意思決定を行いながら、複雑なアイデアを分かりやすく説明することを得意とする。
Global Landscapes Forum ナレッジシェアリングコーディネーター
社会的イノベーション、起業家、コミュニティ活動、エコシステム構築の経験を持つ、ソーシャルデザイナーかつカタリスト。リジェネラティブ農業、サーキュラーエコノミー、気候変動対策、多様性とインクルージョンの分野において、10年以上に渡り知見を重ねる。 現在、Global Landscapes Forumのナレッジシェアリング・コーディネーターとして、デジタルスペースを活用して世界中のランドスケープ回復の取り組みを強化し、知識の共有から現場での行動につなげるための道筋をつくっている。 以前はB Lab Europeで、ネットワーク管理、戦略、気候変動対策などを担当。また、Impact Hub Amsterdamでコミュニティカタリストとして活動し、ナチュラルスキンケアのビジネスを立ち上げた。持続可能な開発の修士号と、産業工学の学士号を取得している。 ポジティブな未来に向けて、コラボレーションの力を強く信じて活動している。
moreloop 共同創業者
moreloop.wsの共同創業者。 moreloopは、余剰の高品質な生地のオンラインデータベースを作り、顧客やファッションブランド、企業に対して、アップサイクル生地に新しい命を吹き込むためのワンストップサービスを提供している。 50以上のブランドがmoreloopを利用して高品質な生地を入手し、サステナブルな調達を可能にしている。2018年以降、40トンの生地をアップサイクルし、630トン以上のCO2排出を削減している。 Thai Startup Associationにおいて、最高財務責任者およびサステナビリティ担当副社長を務め、シリーズA段階の生鮮食材市場のスタートアップを共同創業した。 また金融業界での15年の経験を活かし、シンガポールを拠点とする循環型経済コンサルティング会社GAサーキュラーにおいて、タイのPETとアルミニウムのマテリアルフローに取り組む研究チームを率いた。 現在は、高等教育科学研究イノベーション省の大臣のもとで、タイのサーキュラーエコノミー戦略基金の分科会メンバーを務めている。
MUME Hospitality Group 創業者&CEO / MUME 料理長
香港生まれ。オーストラリア・シドニーのレストラン「Quay」でエグゼクティブシェフのピーター・ギルモアとシェフのカイ・ワードのもとでキャリアをスタート。香港での困難ながらも学びがあった、「Quay」オープニングの後に、自身の夢に挑戦することを決意。豊富にあって手つかず、かつ過小評価されている台湾の地域資源を、シェフ達とともに、モダンなヨーロッパの調理技術によって変身させた。 2014年に台北に最初のレストラン「MUME」をオープン。地元のフードサプライチェーンをサポートし、地元の小規模で持続可能な農家、漁師、食品生産者と協力し、台湾独自の要素を開発・発見することに取り組んでいる。メニューには、台湾の最高品質の食材を使用し、革新的な調理技術によって変貌を遂げている。 MUMEは2019年に「台湾のベストレストラン」を受賞し、権威ある「アジア50ベストレストラン賞」で7位にランクイン。サステナブルレストラン協会による今年のアジアベストレストラン50にて「2022年サステナブルレストラン賞」を受賞。
FabCafe Toulouse 共同創業者
フランスにて2009年に最初にオープンしたファブラボであるArtilectの共同創業者であり、FabCafe Toulouseの共同創業者。Artilectのコアバリューは、デジタルファブリケーションを民主化し、人々がアイデアを現実化する力を与えること。 2015年〜2017年、2019年には、4日間のヨーロッパ規模のフェスティバル「FabLab Festival」を開催。2018年夏には、第14回FabLab国際会議「Fab14」を開催し、Fab City Projectのメンバーとして参加した。 2015年により、Artilectは高いダイナミズムと創造性を実現する一歩として、FabCafeのグローバルネットワークに参加した。 現在、ArtilectとFabCafe Toulouseは、15 Global Challengesに取り組んでおり、今日の課題を解決し良い未来を創造していくための新しいアイデアを探している。
建築家 / デジタルアーティスト / AV Extended 創業者 / Château de Beaugency オーナー兼クリエイティブディレクター
Jérémie Bellotはフランスの建築家、デジタルアーティスト。2014年に、建築用プロジェクションマッピングとライトインスタレーションを専門とする、the SAS AV Extendedを共同創業。同社のアートディレクターを担当しながら、Studio DAAOにてAnne Sophie Acomatとともに、マイクロアーキテクチャと家具デザインの開発に取り組んでいる。 2016年、フランスで2番目のFabCafeであるFabCafe Strasbourgをオープン。2018年より、友人であるMichael Canitrotとともに、モニュメンタルツアーの舞台美術とプロジェクションマッピングコンテンツを制作。2019年、ストラスブールにメイカースペース「Ateliers Eclairés」を創業し、協会の代表を務める。同年、メッスでのフェスティバル「Constellations」のキュレーターに就任。2020年、プロジェクト「Château de Beaugency, Digital Art Center」を共同創業し、そのプログラミングとアートディレクションを引き続き担当している。
ロフトワーク京都 アートディレクター
1978年生まれ。百貨店勤務を経て、生活雑貨メーカーにて企画・広報業務に従事。総合不動産会社にて広報部門の立ち上げに参画。デザインと経営を結びつける総合ディレクションを行う。その後、フリーランスのアートディレクターとして、医療機関など様々な事業領域のブランディングディレクションを手掛ける。そこにしかない世界観をクライアントと共に創り出し、女性目線で調和させることモットーにしている。2020年ロフトワーク入社。2021年より経産省中部経済産業局、大垣共立銀行が中心となりスタートした、東海圏における循環を描くプロジェクト「東海サーキュラーエコノミー」のプロジェクトマネージャーを担当。
直線型の経済を打破する新しい素材や加工技術と、それを利用したプロダクト・サービス。
既存の概念に囚われず、新しい価値を提供するクリエイティブなプロジェクト(プロダクト・アプリ・エクスペリエンスデザイン・DX・サービスなど)。
都市に影響するスケールのプロジェクトから、人々へインスピレーションを与えるアート活動まで。社会、教育、経済、サプライチェーン、製造業などに希望やインパクトを与えるプロジェクト。人々が計測しえる強度あるプロジェクトだけではなく、エモーショナルなプロジェクトまでも含みます。
ESGを開発し、測定可能な持続可能な目標を掲げてビジネスのやり方を変えることを約束した都市、企業。
2022年9月1日(木) – 2022年10月14日(金)
年齢・国籍不問/ 社会人、学生不問/個人・企業・団体・グループ可
無料
詳細は応募要項 よりご確認ください。
審査は英語でもおこなわれるため、翻訳ツールなど翻訳サービスをご利用の上、日英併記でご応募ください。
AWRD.comは、デザインチャレンジを開始するためのオンラインプラットフォームです。3万人のクリエイティブなユーザーを持つこのプラットフォームで、crQlr Awardsを開催します。
このアワードは、サーキュラーエコノミーの実現に向けた大規模なプロジェクトから計画中のアイデアまで幅広く募集しています。審査にあたるのは10名の各分野で活躍する様々なゲストたちです。
サーキュラーデザインを一緒にはじめてみませんか? まずはこちらからどうぞ。