Jérémie Bellot
建築家 / デジタルアーティスト / AV Extended 創業者 / Château de Beaugency オーナー兼クリエイティブディレクター
Jérémie Bellotはフランスの建築家、デジタルアーティスト。2014年に、建築用プロジェクションマッピングとライトインスタレーションを専門とする、the SAS AV Extendedを共同創業。同社のアートディレクターを担当しながら、Studio DAAOにてAnne Sophie Acomatとともに、マイクロアーキテクチャと家具デザインの開発に取り組んでいる。 2016年、フランスで2番目のFabCafeであるFabCafe Strasbourgをオープン。2018年より、友人であるMichael Canitrotとともに、モニュメンタルツアーの舞台美術とプロジェクションマッピングコンテンツを制作。2019年、ストラスブールにメイカースペース「Ateliers Eclairés」を創業し、協会の代表を務める。同年、メッスでのフェスティバル「Constellations」のキュレーターに就任。2020年、プロジェクト「Château de Beaugency, Digital Art Center」を共同創業し、そのプログラミングとアートディレクションを引き続き担当している。
Judge’s selections
21st Century Concrete Prize(21世紀のコンクリート賞)
A definitely new way of thinking our waste upcycling, this french company will push our industry to transform the use of waste into construction or design. Mixing with pigment colors can also push the project into design furniture. Really ambitious an innovative.
廃棄物のアップサイクルにおける新しい発想です。このフランスの企業は、廃棄物を建築やデザインに利用するよう、我々の業界に働きかけています。また、顔料色とのミックスにより、デザイン家具のプロジェクトに発展させることも可能です。実に野心的かつ革新的です。
An Apple A Day Prize(一日に一個のリンゴで医者いらず賞)
Finding new type of leather based on vegetables is a good way to upcycle production's waste in Europe. Nice colors, nice textures.
野菜を原料にした新しいタイプの人工皮革を探索することは、ヨーロッパにおける生産廃棄物のアップサイクルを実現する良い方法だと思います。色もよく、よい質感です。
From Ocean to Earth Prize(大洋から地球賞)
Transforming a huge problem with tourism's economic impacts into architectural opportunities is nice. It has to be globalized to other type of organic waste and transform our way to concieve architecture.
観光が経済的に与える影響という大きな問題を、建築のアイデアを探求する機会と捉えるのはいいことです。このプロジェクトを他の有機廃棄物の利用も含めてグローバル化し、建築物の設計に対するアプローチを変えていかなければなりません。
Fungi Prize(きのこ賞)
Fashion has to make his own revolution. in term of waste production. I like the global concept and the product has to be pushed to create new textile materials.
ファッション業界は、自ら革命を起こす必要があります。私はこのプロジェクトが提案するグローバルなコンセプトが気に入っていて、その発展から新しいテキスタイル素材が生み出されることを願っています。
21st Century Concrete Prize(デジタルアート賞)
Culture and art installation needs to be in symbiosis with society issues, energy consumption as a limited ressource is a good way to materialize the ephemeral aspect of energy.
文化やアートインスタレーションは、社会問題と共生関係にあるべきです。エネルギーの利用を限りある資源の消費として表現することは、エネルギーの儚い側面を具現化する良い方法だと思います。