TaiSugar Circular Village

Bio-architecture Formosana

PRIZE

  • Green Life Prize
  • Future Community Prize
  • IDEAS FOR GOOD Circular Community Prize
  • 都市は変わる賞 / Transforming Cities Prize

Video

Description

Story

Images

Judge’s Comments

Mohamed Muse Hassan

Institute of Innovation, Tech, & Entrepreneurship at SIMAD University / ディレクター

Green Life Prize

We all need our governments to prioritize the circular economy as part of revolutionizing their economies. And this is a great example of what could be achieved if governments set a good foundation for a thriving circular economy. focusing on circular economy concept in the built environment. I also see this as a cost-effective solution for governments in the developing world. It also contributes to job creation opportunities for these countries in which unemployment is a hurdle to tackle. The issue this is implemented by a private sector company. Therefore, I need to know how this happens? How does the project get funded? And how the circular village is being used? Do residents need to pay rents or can purchase the property?

私たちすべてが政府に対して、循環型経済を経済改革の一環として優先することを求めています。このプロジェクトは、政府が循環型経済を活性化させるための基盤を整えることでどのような成果を上げられるかの素晴らしい例です。特に、建築環境における循環型経済の概念に焦点を当てている点が印象的です。また、これは発展途上国の政府にとってコスト効率の高い解決策とも言え、これらの国々において失業が課題となっている中で、雇用創出の機会を提供することにも寄与します。ただし、この取り組みは民間企業によって実施されているという点で、いくつかの疑問が生じます。具体的にどのように運営されているのか知りたいです。プロジェクトの資金はどのように調達されているのでしょうか?また、循環型の村はどのように活用されているのでしょうか?住民は賃貸料を支払う必要があるのか、あるいは物件を購入できるのかについてもお聞きしたいです。

安居 昭博

Circular Initiatives&Partners / 代表

Future Community Prize

建築業は廃材量及び温室効果ガス排出量の観点から、サーキュラーエコノミーへの転換が最重要視される分野の一つです。「TaiSugar Circular Village」は居住区、食糧生産区、居間、台所と生活基盤となる複数のエリアを組み合わせたユニークなコミュニティプロジェクトです。それぞれの建物には解体が考慮された設計、マテリアルパスポート、照明のPaaSモデル、プレキャスト構造システム、アップサイクル素材の活用など、これからの建築において重要な取り組みが多々導入されており大きな評価の対象となりました。木材などの原材料の調達地域に関しては言及が見られなかったのですが、可能な限り近い地域圏の資材が活用されることが望ましいでしょう。現在の構想が具現化され進められる中で、さらに質の高いモデルとなり、世界中の建築分野から注目される存在になることを願っております。

加藤 佑

ハーチ株式会社 / 代表

IDEAS FOR GOOD Circular Community Prize

分解可能な設計・モジュールデザインなどのサーキュラーデザイン、マテリアル・パスポートに基づくBAMB(Building as material bank)概念の実装、PaaS・シェアリングといった循環型のビジネスモデル、アクアポニックスやパーマカルチャー、屋上農業、養蜂などによる循環型農業など、生物サイクル・技術サイクル、ソフト・ハード全てにおいて徹底してサーキュラーエコノミー原則が採用されている、とても革新的なプロジェクトだと感じました。今後、住民の方々がどのようにこのサーキュラー・ヴィレッジに命を吹き込み、新たな都市生態系を構築していくのか、とても楽しみです。

南條 史生

エヌ・アンド・エー株式会社 / 代表取締役、森美術館 / 特別顧問

都市は変わる賞 / Transforming Cities Prize

都市は最も大きな課題 。現時点でのエコ技術を組み込んでパッケージにまとめている。総合的に都市をどうしていくかに対する良い実験となっている。

Winners