Story
持続可能な社会の実現のため、企業が資源効率性を向上させることが必要である。積水ハウスが15年以上前から取り組んでいるゼロエミッション。建築現場で廃棄物を27分別、資源循環センターで80分別し、種類別に2次元バーコードを利用して廃棄物重量も測定。設計にも反映し、1999年度から廃棄物を6割削減、再資源化を行い100%リサイクルしている。2004年に業界初「広域認定制度」の認可を受け、エリアをまたいだ回収、徹底した分別でマテリアルリサイクル率は2020年度81.7%。建築廃棄物の再資源化に貢献している。その他、2021年6月実施、次世代クリエイターと環境アクションを考える「エシカル暮らすメイト」での廃材利用家具制作や、隈研吾氏を特別教授に迎えたSEKISUI HOUSE KUMA-LABにおいて、東京大学工学部の学生たちと廃棄素材を使った椅子のデザインを行うなど、若い世代へのサーキュラー・エコノミーの考えに触れる取り組みとしても、当社のゼロエミッションは活用されている。