循環型社会のサービスを他者と考える
Circular Design Scrambleは、様々な業種や職種の参加者が一つのチームとなり、テーマオーナーに選ばれたチームメンバーの抱える課題をお題として、勝手に循環型サービスアイデアを考え合うワークです。
循環型の社会、サーキュラー・エコノミーを実現していくためには、既存の社会システムやサプライチェーンを1からデザインしなおすことが必要です。
商品を売るのではなく商品という財を社会で共有してずっと使い続けられるようにするには、商品そのものやその循環のしくみをどうデザインしたらよいのか、あるいは、ゴミをどう処理するのかではなくそもそもゴミという概念をなくすにはどうすればよいのかだとか。
循環型のサービスを生み出すためには、常識に縛られない発想が必要だったりします。
ヒントは、そもそも何が「常識」だったのかを知ることにあったりします。自分たちの思い込みを認識する過程で、「何を」覆すのかをはっきりと捉えることです。
業界や会社の常識も、他社からみれば非常識なことや、新鮮なこと、大きな価値につながることもあります。「それってもったいなくない?」「別の方法で利用できるかも?」「こんなところと提携してみたら?」こんな問いから今まで固まっていた常識を解体。他人の力を借りて再構築(リフレーミング)してみると、自社の固定概念を超えた新しい切り口や、自分たちだけでは気づけなかった循環型サービスの入口になることも。
Circular Design Scrambleではチームメンバーの外部視点を借り合いながら、互いの常識を自覚し合いながら、直線型のサービスから循環型のサービスへ踏み出す場を用意しました。
また、他人のためにアイデアを出すことを通じて、自分自身でも新しい視点や切り口を発見する機会にもつながるでしょう。人によっては、最適なコラボレーションパートナーが見つかるかもしれません。この場から、本当に社会に実装されるアイデアに出会えることを少しだけ期待しています。
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